21 12月 【界隈別】Z世代の年末年始の過ごし方やお年玉事情を大調査!
様々な場面で世の中が大きく動いた2023年。
そんな2023年の年末年始、それぞれ過ごし方はどのように変わってくるのでしょうか。
Z世代を界隈別に調査しました!
年末年始の過ごし方
年末年始といえば?
まず【年末年始といえば?】というアンケートを実施。各界隈の年末年始に対するイメージを調査しました。
全体を通してみると、「お年玉」と「紅白歌合戦」というキーワードが1位と2位でほとんど独占しています。
しかし“フレンチガーリー界隈”のみが「カウコン(現『STARTO ENTERTAINMENT』が昨年まで年末に実施していたカウントダウンライブの通称)」が1位にランクインしています。
これは、フレンチガーリー界隈に男性アイドルオタクの割合が多いことが関係していると考えられます。
他にも“オタク界隈”の「年越し配信」や、“ダンサー界隈”の「ダンスイベント」など、界隈の特色がランキングに表れています。
年末年始は誰と過ごす?
次に【年末年始は誰と過ごす?】というアンケートを行いました。
全界隈で最も多くの割合を得たのが「家族」でした。元より実家暮らしの人はもちろんですが、今年はコロナ禍も落ち着き、実家を離れて暮らしていても年末年始は帰省をして家族と過ごす予定の人が多く見られるようです。
続いて“オタク界隈”“地雷界隈”“フレンチガーリー界隈”では「推し」と過ごす人の割合が多い結果となりました。
年末年始はアイドルのカウントダウンライブや、配信者による年越し配信など、とにかく推しの供給が多いタイミング。どの界隈のファン・オタクでも、年越しは「推し」と過ごしたいと考えている人が多いようです。
また“JK界隈”と“ダンサー界隈”では「友達」と回答した割合が2番目に多く、友達同士や界隈仲間で集まって過ごす人が多いことがわかります。
年越しの瞬間何する?
【年越しの瞬間何して過ごす?】というアンケートでは、界隈ごとに大きく特色が表れる結果となりました。
年越しの定番となっている「ジャンプする」は4界隈で上位にランクインしており、家族や友達とジャンプして年越しの瞬間を空中で過ごす人が非常に多いようです。
そんな中“オタク界隈”と“フレンチガーリー界隈”では「推しの年越し配信を見る」という回答が1位となっており、オタ活・推し活が活発な界隈ではやはり推しと共に年越しをしたいと考える人が多いことがわかります。
その他、“JK界隈”では「友達と通話」がランクイン。友達同士の繋がりや結びつきが強い界隈では、通話しながら年越しの瞬間を楽しむことも定番になりつつあるようです。
みんなのお年玉事情
お年玉はいくらくらい貰う?
Z世代のお年玉事情を調査したところ、全体で4割もの人が「2万円以上」貰っているという結果でした。
次いで「1万以上2万円未満」が多く、“JK界隈”では「5000円台」が他の界隈よりも多い割合となっています。
気になるのは特に“オタク界隈”と“フレンチガーリー界隈”に多い「もらわない」という回答。大学生や社会人で働いている人の比較的多いと思われる両界隈では、お年玉は「もらわない」という人が多いようです。
お年玉の使い道は?
【お年玉の使い道は?】というアンケートでは全体を通して「貯金」が上位にランクインする結果に。中でも“JK界隈”は27.5%が「貯金」と回答しており、アルバイトをしていない・できない人が多い高校生特有の背景が反映されていると考えられます。
そして推し活への関心が高い“オタク界隈”“地雷界隈”“フレンチガーリー界隈”ではやはり「推し活」が1位となっており、加えて“オタク界隈”では「漫画・本」が5位にランクイン。
今回オタク界隈に向けてアンケートを行った、WEGOが運営するSNSアカウントのひとつ『推シゴトメディア』のフォロワーは“2次元オタク”と呼ばれる、漫画・アニメ・ゲームなどのコンテンツを推す層が比較的多くなっています。その結果として「漫画・本」がお年玉の使い道としてランクインしたと分析できます。
また、“ダンサー界隈”では「洋服」が1位となっており、普段着用する私服はもちろん、ステージ衣装として洋服を購入することも多い為、上位にランクインしたと考えられます。
新年の挨拶はどうしてる?
中高生はもちろん小学生までスマホを持つ時代となった昨今、LINEなどのSNSの普及により“新年の挨拶”はどのように変化しているのでしょうか。
Z世代が新年の挨拶をする際に利用するツールとしては、界隈毎に特段差は無く「LINE(文章)」が圧倒的に多い結果となりました。
次いで「LINEスタンプ」という回答に加え、「その他」の中には「LINEで年賀状のような画像送る」という回答もあり、新年の挨拶をLINEを通して行うことはやはり定番となっているようです。
他にもLINEに比べより気軽にメッセージを送りあえる「InstagramのDM」や、「X(旧Twitter)のリプライ」などのSNSツールを通して挨拶を行う人が多いようです。
中には「Instagramのストーリー」といった、多数のフォロワーに向けて新年の挨拶を行うという声もありました。
界隈で変わる年末年始の過ごし方
今回の調査では、Z世代の年末年始は界隈毎に違った楽しみ方をしており、お年玉の使い道も変わってくることがわかりました。
コロナ禍や芸能界のニュースなど世の中の様々な変化があった2023年の、どのような年末年始になるのか注目です。
■調査概要
調査の方法:インターネットによるアンケート
実施時期:2023.12.5~2023.12.9
調査の対象:WEGOが運営するSNSコミュニティのフォロワー
総有効回答数:1,196
■WE LABOができること
WE LABOでは本調査をはじめ、オタク界隈、地雷界隈、中学生・高校生界隈、ダンス界隈などZ世代を中心とした様々な界隈に対する調査を定期的に行っています。「令和に実在するブラック校則」や「地雷界隈が選ぶ飲み物ランキング」など各界隈を深堀りした調査なども実施しています。調査依頼やPR、コラボレーションなどのご案件につきましては、ぜひ専用フォームよりお問い合わせください