【社員インタビュー】SHORT ROUND立ち上げの軌跡|メンズ商品部・山田瑛志さん、緒方翔希さん

今回は、WEGOのハイストリートブランド「SHORT ROUND(ショートラウンド)」を生み出した、メンズ商品部のメンバー・山田瑛志さん、緒方翔希さんにインタビュー。

ブランドを立ち上げるに至った経緯や、大盛況を収めたMA55IVE THE RAMPAGEとのコラボレーションイベント「M5VSR NIGHT」について詳しくお話を伺いました!

社員プロフィール

山田瑛志

■所属:メンズ商品部
■出身:島根県
■趣味:猫を可愛がること、植物を愛でること
■界隈:痛風界隈

緒方翔希

■所属:メンズ商品部
■出身:神奈川県
■趣味:HIPHOPのライブに行くこと、ドライブ
■界隈:サングラス界隈

インタビュー

SHORT ROUNDが立ち上がるまで

━ 普段どのようなお仕事をしていますか?

山田瑛志:…まじで?そういう感じ?(笑)私はメンズ商品部の責任者として全体の管理監督ディレクションみたいなところをしています。実務としては、シーズンごとにリリースしていく商品に対して、発注確認と売れ行きの週次での実績を追って、っていうところがメインになります。

緒方翔希:自分はメンズの商品企画を担当してます。まずチームでシーズンに対してひとつひとつの商品計画を立てていって、その中で自分の担当が割り振りされて、いろいろな取引先と「こんな商品を作りたい」という商談を重ねます。商談の中でカラー、素材、サイズなどを決めながら、ファーストサンプル、セカンドサンプルと商品を作り上げていって。最終的に、役員や上長に承認を貰って商品をお届けする、そこの前段階を作っているような感じです。

━ 入社してからどのような経緯でメンズ商品部に参加したんですか?

山田瑛志:私、今年で42歳になりまして。WEGOでは21年働いているんですが、(WEGOが)古着屋時代からお店でアルバイトスタッフをしていて、そこから店長になって、エリアマネージャーになって。

関西の方で勤務してたんですが、2012年に東京に来て営業部に入って、営業部でVMDチームを立ち上げて。VMDを5年くらいはやってたのかな。そこから販売促進部になって、世間がコロナの時期に入って、お店が思うように売れなくなったからEC(オンラインストア)をいろいろ勉強させてもらって。で、3年前くらいから商品部の担当になりました。

緒方翔希:自分は2015年入社で11年目になるんですけど、最初はWEGO 横浜ジョイナス店で働いていました。当時服飾の専門学校に通っていて、卒業までの3年間はWEGO 横浜ジョイナス店で働いて、そこからは社員登用でWEGO MARK IS みなとみらい店に社員として新卒で入って5か月働いて。

その後にWEGO ららぽーと横浜店に異動して、メンズの部門長として入って副店長になって。そこで本社の方からお声掛けをいただいて、コロナ禍ではあったんですけど、2021年に商品部に来て今に至るって感じです。

━ 「SHORT ROUND」の立ち上げに至った経緯を教えてください。

山田瑛志:とあるダンサー繋がりの縁が、って感じで。ローンチしたのは2024年3月で、その半年前くらいから準備は始まってたから、2023年の夏くらいにプロジェクトが始まったかな。企画があがった段階で、ダンサーと繋がりの深い弊社の社員経由でEXPG STUDIOチームと絡んで。入り口としては『学生がかっこいいダンスウェアを安く購入できるように、WEGOさん何か一緒にやりませんか?』っていう話になって、EXPG STUDIOに通っている生徒さんの意見を取り入れながらメンズとレディースのセットアップを一緒に開発しました。

その時に「WEGO」ネームとか、既にWEGOで展開してるブランドだとやりたいことの意図がお客様に伝わらないから、通常とは差別化するっていう意味で「SHORT ROUND(ショートラウンド)」というブランドを立ち上げました。

「SHORT ROUND」っていうブランドの名前自体は、今もLDHさんにいる『ノブさん』っていうレジェンドがひらめいたというか、昔から付けたかった名前としてずっと温めていたようで、それをWEGOのためにというか、このプロジェクトのために出してくれたっていうエピソードがあります。

山田瑛志さん
なるほど。確かに過去、ダンサー向けのレッスン着を作っていましたよね。
そんな生い立ちのある「SHORT ROUND」ですが、今はどんなテイストの服をどの客層に向けて作っているのでしょうか?

山田瑛志:本当はLDHさんというか「EXPG STUDIOと一緒にやっているダンスウェアのブランドですよ」っていう風にやっていたんだけど、半期に1回しかアイテムが出ないとなるとブランドが浸透しないから、それなら普段のスタイリングとしてのブランドとして運営していきながら、ポイントポイントでLDHさんやEXPG STUDIOとの協業を挟んでいきましょうっていう感じで、自社ブランドに変えていったっていうところです。

緒方翔希:ブランドを始めた当初、WEGOのオリジナルとしては、カジュアルテイストの定番商品をやってきた中で、今のトレンド的にハイストリートじゃないですけど、ブラックテイストというか、HIPHOPやダンサー界隈で流行っているようなファッションっていうところを企画していきたいなと。WEGOの名前を使うというよりも別の形でやっていきたいなっていう部分も山田さんに相談していて。

そしたら「SHORT ROUND」をオリジナルブランドとしてやっていくのも良いんじゃないかって話になって。それからテイストはHIPHOPやダンサー界隈にはめていこうって決めて。もちろんLDHさんとダンスウェアっぽいものを作りながら、オリジナルでハイストリートなデザインが利いた、サイジングも少しタイトめなアイテムを出しながらスタートしたのがきっかけですね。

カラーも原色のような派手なカラーは入れずに、どちらかというとブラックやグレーのカラーを中心に展開しているアイテムが多くなって、今の「SHORT ROUND」のブランドイメージになっていった感じですかね。

山田瑛志:商品コンセプトの部分で言うと?

緒方翔希:「SHORT ROUND」の“SHORT”は「早い周期」で、“ROUND”は「回る」っていう意味で、今の世の中ってトレンドがすごく早く回っているので、「SHORT ROUND」も毎シーズン新しいものを展開していくという部分を意識して作っています。あとはサイジングも「SHORT」の意味にかけて、タイトめなアイテムを作ってます。

━ 確かにこれまでのWEGOってストリート系のアイテムはありましたけど、HIPHOPを好きな層が着用できるようなアイテムって少なかったですよね。

緒方翔希:少なかったですね。

「SHORT ROUND」立ち上げ当時の売り上げはどうでしたか?

山田瑛志:立ち上げ当時は正直売れてなかったかな。自分たちが思っていたよりもお客様の支持は得られていなかったと思います。けど去年の秋から今の「SHORT ROUND」感のあるアイテムをがっつりリリースしだして、今年の春夏から徐々に売れ始めてきて。2025年の秋冬に関してはかなり売り上げも右肩上がりに伸びてきてます。規模で言うと倍くらいに伸ばせているかな。順調に成長できてるって感じです。

━ ここまで売り上げを伸ばしたり、アーティストとイベントを開催したりできるまでに成長したきっかけや要因はありますか?

緒方翔希:SNSでのPRは…Instagramは実際まだまだ頑張っている最中です。どちらかというとブランドを始めた当初はかなり品番数も絞っていて、カジュアルテイストの定番商品みたいなイメージで作ってたんですけど、より“SHORT ROUNDらしさ”みたいなところを2025年は意識し始めて、品番数の枠も大きく貰えたのである程度試させてもらったというか。

今のトレンドに対してそのままの商品を作るというよりかは、客層にウケるようなアイテムを作りつつ、数を多めに出したものの中から芽が出たアイテムをどうアップデートしていくか、みたいな。売れ筋の堅い商品を作りながら、新しいものも作っていくような二軸の企画の方向でやっています。当たった商品は引き続き生産、さらに新しいものの中から当たる商品を作ってみたいなところも含めて、企画の方向性を変えていったのが売り上げに繋がっていったのかなと思います。

緒方翔希さん

MA55IVE SHORT ROUNDの実現

━ LDHさんとは既に関わりがあって、コラボも実現したという感じですか?

緒方翔希:もちろんLDHさんとの決まった周期でやっているコラボに対してもかなり認知力は高かったので、その辺はすごくブランドの認知拡大や売り上げに直結している部分ではありますね。

あとはLDHさんと元々繋がりがあって、ひとつ前のLucky²(現・Laki)さんとかはビジュアルモデルのみのお取り組みでしたけど「次回はアーティストさんやブランドさんとコラボしたい」って気持ちが自分の中であって。入り口はさっきも言ったダンサーと繋がりの深いWEGOの社員なんですけど、いろんなグループの名前があがった中で「MA55IVE THE RAMPAGEはどうですか?」とお声掛けをいただいて、MA55IVE THE RAMPAGEさんもWEGOもお互いに「是非やりましょう」ということで今回のコラボに繋がったって感じですね。

その中でMA55IVE THE RAMPAGEのYAMASHOさんに企画の段階から入っていただいて。企画、撮影、イベントまでいろいろな部分で携わってくださったおかげで、今回のコラボが実現できました。

━ MA55IVE THE RAMPAGEさんとのコラボアイテムのラインナップやデザインのポイントを教えてください。

緒方翔希:まずはオリジナルでやっている既存の商品に対して、どうYAMASHOさんのエッセンスだったり、MA55IVE THE RAMPAGEのエッセンスを入れるかみたいなところがあって。最初はWEGOから、今のオリジナル商品はこんなのを展開していますって提示して、YAMASHOさんの「ここをもっとこうしたい」だったりとか「色をこうしたい」とか「丈感こうしたい」っていう意見を取り入れさせてもらいながら作っていきました。

MA55IVE ファーグラフィックZIPパーカー
MA55IVE スウィッチングデニムパンツ
━ 撮影時のエピソードはありますか?

緒方翔希:まずめちゃくちゃ暑かったですね。(笑)

山田瑛志:8月上旬のいちばん暑い時だったからね。

緒方翔希:今回ロケ地も2か所まわって。一つが神奈川県の綾瀬市っていうところで、ガソリンスタンドを使った屋外のロケだったんですけど、モデルの皆さんも含めて大量に汗流しながらすごく頑張ってくれて。

二つ目が目黒のスタジオに行って、最初とはまた違った風景でパパラッチみたいな雰囲気で。テイストが全然違ったのが良かったというか、一か所目は少し明るめな感じで二か所目はクールな感じだったので。あとは自分たち自身も、撮影の雰囲気をガラッと変えて二つのロケ地で撮影をした経験があまりなかったのですごく新鮮な撮影でした。

アーティストさんをモデルに起用して撮影するとなると、良い意味で現場が緊張した雰囲気になって、撮影側のスタッフもみんなより気合い入ってましたね。ただいつも撮影をお願いしているクルーを呼んでたので、和やかな雰囲気もありつつ、いろいろとしっかりできたかなと思います。

━ 「M5VSR NIGHT」の秘話などがあれば教えてください。

山田瑛志:秘話ってほどでもないんだけど、やっぱり一番良かったのはYAMASHOさんが自ら「やりたい」って言ってくれて、彼の繋がりとか信頼を置くメンバーたちを全員呼べたことというか、それがあのアットホームな空気感を作ってたのかなと。

MA55IVE THE RAMPAGEさんを見に来ている人がメインだけど、それ以外の方がステージに立った時も観客みんなすごく良い歓声を出してくれてたから、たぶん“YAMASHOさんが選んだメンバーみんなを見に来ている”というかね。そういうところが温かい、良いイベントだったなと思う。

あとはさっき何回か話に出てきた、ダンサーと繋がりのあるWEGOの社員がいるでしょ。3年前かな?弊社の社員たちが作り上げてきたもので、「WELLY(ウィリー)」っていうブランドとかもあったけどあんまり売れなかった。「SHORT ROUND」も立ち上げ当初は売れ行きが良くなかった中で、今回初めて売り上げが瞬間的に跳ねたし、お客様も沢山呼べたし、実績っていう部分で、『服』としても『リアルな集まりの場』としても支持してもらえたっていうのが、みんなやってきたことが繋がって良かったねっていう日になりました。

━ 会場いっぱいにお客様がいらっしゃいましたけど、何名くらい集まったんですか?

山田瑛志:500人キャパの会場に、500人パンパンに来てくれました。

イベント当日、会場内の様子を上から撮影した写真
イベント当日の会場内
━ 今回のイベントを開催してみての感想を教えてください。

緒方翔希:自分が普段、メンズ商品部の企画としてやっている仕事じゃないことをやらせて貰えたってことが一番大きくて。普段は事務所に来てデスクワークして、こんな大きなことに携わることもなかったですけど、今回のコラボに関しては商品企画はもちろん、専門学生時代の友人や店舗時代の後輩にも協力してもらってディレクションを組んで撮影までしっかりやったり、イベントに関してはいろんな人の協力があって実現できたというところも含めて、自分ひとりの力じゃ絶対にできなかったなって

デザイン部の方がフォトブースとか販促物を作ってくれたこともそうだし、VMDチームとか営業チームの方も含めて販路だったり、ブースの設置を手伝ってくれたり自分の手がまわらない部分のサポートをしてくれたこととか、その他も本当にいろいろ助けられて。その中で、最後お客様が帰っていく姿も見ましたけど、みんな笑顔で帰ってたりとか、イベント終わりのSNS上でも「すごく良いイベントでした」っていうコメントばかりでマイナスなコメントが全然なくて。それがMA55IVE THE RAMPAGEさんだけじゃなくて、他のダンサーさんやアーティストさん含めWEGOのスタッフやオペレーションのことも含めて言ってくださってたので、いろんな人を笑顔にできたイベントが、“良い仲間たちとできた”っていうのが自分の中では一番良かったかなって思いますね。

山田瑛志:あのね、結構全部言われちゃった。(笑)
途中、会社軸で言ってたから、俺はお客様軸で言おうかなと思ってたけど最後にお客様軸ねじ込んできて…。

緒方翔希:(笑)

山田瑛志:日々の業務とは別でWaKsnap ルミネエスト新宿店で1日お店に立って、朝の列整理の時にお客様と話してみたりだとか、本当にリアルなお客様の意見を聞けたことで初心に戻れたというか。イベント会場でお見掛けして「あの時買ってくれた人がいるな」とか、「今日のイベント来てくれてるんだな」って思ったし、後日談も見て「こういう風に繋がっていくんだ」っていうのが再確認できたから、本当に初心に帰れたなっていうプロジェクトだったと思います。

イベントサポートに回っていたWEGOスタッフ
「SHORT ROUND」としては、今後どのようなことに挑戦していきたいですか?

緒方翔希:引き続き売れる商品というか、トレンドをしっかり押さえた商品を作っていきたいです。今後のLDHさんとのお取り組みとかも含めてそうですけど、今回みたいに商品企画から撮影、イベントまで一貫してできるプロジェクトっていうのはすごく良かったなって心の底から思うので、こういうものを第2弾、第3弾って続けて行きたいです。

こういうプロジェクトをするブランドなんだって認知されることが、他のブランドにはないことかなと一番思うので、今後もずっとやっていければと思います。

ありがとうございました!

MA55IVE THE RAMPAGE×SHORT ROUND特設ページ

SHORT ROUND最新アイテムはここから!

SHORT ROUND公式Instagram

\ いち早くワカモノトレンドがわかる!/

WE LABOでは、最新のトレンド調査やブランドリフト調査を
簡単に素早く実施することができます。
調査やPRのご依頼、コラボ企画など、ぜひご相談ください。

Z世代に関するトレンド情報はこちらからチェック

WE LABO |[ヒト・コト・モノ・バ]研究所

私たち一人ひとりが属する
「コミュニティ=界隈」に注目し、
リアルな声を聞き発信していく新しい研究所。
気になる界隈はフォロー欄からチェック!

Previous Article

【無料】今流行りの適職・性格診断サイトまとめ【最新版】

Next Article

【永久保存版】新年から運気が上がる!関東の開運神社まとめ

Write a Comment

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です