30 11月 【2024年年間】総回答数15万超!Z世代が選ぶ“界隈別”トレンドランキング
WE LABOでは、『2024年年間トレンドランキング』を趣味嗜好・属性で分類した“界隈別”に大調査!
アンケートは「モノ・コト部門」「コトバ部門」「インフルエンサー部門」「タレント部門」「ミュージック部門」「ファッション部門」「メイク部門」「グルメ部門」「キャラクター部門」「ガチャガチャ部門」「ニュース部門」の全11部門を全て界隈別に集計しました。
【2024年】Z世代が選ぶ“界隈別”トレンドランキング
モノ・コト部門
【JK界隈】
1位 『BeReal.』
2位 『ハローキティ』
3位 『回転界隈』
【二次元オタク界隈】
1位 『しかのこのこのここしたんたん』
2位 『劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦』
3位 『WIND BREAKER』
【三次元オタク界隈】
1位 『ぷっくりネームボード』
2位 『ネームタグ作り』
3位 『デジカメデコ』
【韓国界隈】
1位 『エレベータープリ』
2位 『セボンスター』
3位 『ソンジェ背負って走れ』
【ダンサー界隈】
1位 『しなこダンス』
2位 『ギリギリダンス』
3位 『Eye Love You』
【地雷界隈】
1位 『猫ミーム』
2位 『風呂キャンセル界隈』
3位 『しかのこのこのここしたんたん』
【ガーリー界隈】
1位 『BeReal.』
2位 『リボン』
3位 『風呂キャンセル界隈』
【Y2K界隈】
1位 『平成ギャル』
2位 『ルーズソックス』
3位 『BeReal.』
総回答数 11,540
【モノ・コト部門】では、SNSアプリ「BeReal.」が今回も根強くランクイン。JK界隈では2024年上半期に引き続き、1位連覇を果たしました。一日1回ランダムな時間に訪れる通知から2分以内に投稿するという今までになかった新しいSNSスタイルが話題を呼び、利用者が急増中。JK界隈だけではなくガーリー界隈、Y2K界隈にもランクインしており、広く浸透してきていることがわかります。
Y2K界隈では「平成ギャル」や「ルーズソックス」がランクインしており、平成レトロブームが依然として高い支持を集めていることが伺えます。また、韓国界隈で「セボンスター」、三次元オタク界隈では「デジカメデコ」が注目されており、懐かしいアイテムが現代の“カワイイ”価値観と融合し、新たな活用方法で受け入れられている様子が見て取れます。
お風呂に入ることが面倒でパス(キャンセル)してしまう人々の間で生まれたワード「風呂キャンセル界隈」は地雷界隈、ガーリー界隈でランクイン。表立っては言いづらいテーマでありながら、SNSでは共感やユーモアを交えた投稿が広がり、さまざまな派生ワードが生まれたり、芸能人やインフルエンサーなどが自身も風呂キャンセル界隈であることを告白するなど、大きく話題となりました。
コトバ部門
【JK界隈】
1位 『うますぎやろがい』
2位 『ギリハッピー』
3位 『おい、笑える』
【二次元オタク界隈】
1位 『メロい』
2位 『もうこないからねー』
3位 『おい、笑える』
【三次元オタク界隈】
1位 『菊池風磨構文』
2位 『風呂キャンセル界隈』
3位 『ほんmoney』
【韓国界隈】
1位 『うますぎやろがい』
2位 『おい、笑える』
3位 『すみません、さつまいもタイムっていつ始まりますか?』
【ダンサー界隈】
1位 『うますぎやろがい』
2位 『それガーチャー?ほんまごめんやで!』
3位 『風呂キャンセル界隈』
【地雷界隈】
1位 『おい、笑える』
2位 『うますぎやろがい』
3位 『厳しいって』
【ガーリー界隈】
1位 『うますぎやろがい』
2位 『ほんmoney』
3位 『それガーチャー?ほんまごめんやで!』
【Y2K界隈】
1位 『うますぎやろがい』
2位 『ほんmoney』
3位 『それガーチャー?ほんまごめんやで!』
総回答数 12,562
【コトバ部門】では、「うますぎやろがい」が6界隈でランクイン。内5界隈で1位を獲得しています。「うますぎやろがい」は、TikTokなどのSNSで話題のトレンドワードで、おいしいものを食べたときにシンガーソングライターの紗耶華が作成した音源に合わせて拳を突き出しながら踊るショート動画が大流行しました。
二次元オタク界隈では「メロい」が一位にランクイン。「メロメロになるくらいカッコいい・可愛い、メロメロになる」という意味を指す言葉で、過去「尊い」や「てぇてぇ」など推しへの愛情を表現する言葉はいくつも誕生してきましたが、最近では「メロい」がトレンドになっているようです。
地雷界隈で1位を獲得し他3界隈でもランクインを果たした「おい、笑える」は、撮影主の男性が散歩中に出会った女性から発せられた言葉で、その言い方が面白すぎるとTikTokで大バズりしました。
インフルエンサー部門
【JK界隈】
1位 『一生友子』
2位 『米澤りあ』
3位 『りんか』
【二次元オタク界隈】
1位 『ナナオは立派なユーチューバー』
2位 『おジョーです。』
3位 『れのん / RENON』
【三次元オタク界隈】
1位 『しなこ』
2位 『ナナオは立派なユーチューバー』
3位 『もーりーしゅーと』
【韓国界隈】
1位 『平松想乃』
2位 『中島結音』
3位 『一生友子』
【ダンサー界隈】
1位 『佐々木つくし』
2位 『パワーパフボーイズ』
3位 『ダーリ(DALI)』
【地雷界隈】
1位 『ナナオは立派なユーチューバー』
2位 『ハウスダスト』
3位 『ののち』
【ガーリー界隈】
1位 『桜庭遥花』
2位 『古澤里紗』
3位 『古園井寧々』
【Y2K界隈】
1位 『一生友子』
2位 『瀬戸ももあ』
3位 『せいせい』
総回答数 14,967
【インフルエンサー部門】では、2024年上半期から引き続き「ナナオは立派なユーチューバー」が3界隈で根強い人気を示す一方、2人組TikToker「一生友子」がランキング初登場で2界隈の1位を獲得し、さらに別の1界隈にもランクインする快進撃を見せました。他、各界隈で支持を得るインフルエンサーたちも続々とランクインしています。
「一生友子」はSNSを中心に活動するひなこ・ゆなによるユニットで、同じ身長と双子のような見た目が特徴。高校生の頃から活動を始めていたため、特に10代から高い支持を得ており、息の合ったダンスやお揃いコーデが話題となっています。
ダンサー界隈では“日プ女子”出身の「佐々木つくし」や「パワーパフボーイズ」などの実力派×個性的なダンサーがこぞってランクイン、二次元オタク界隈では実際のオタクにより発信されるリアルな推し活ネタやあるあるなどが人気の「おジョーです。」、ガーリー界隈では今年結成されるやいなやデビュー曲が大ヒットし話題となったアイドルグループ「CUTIE STREET」のメンバーから2名ランクインするなど、界隈ごとに大きく特色の現れる結果となりました。
「米澤りあ」「平松想乃」「中島結音」「古園井寧々」は、ABEMAオリジナル恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。』への出演を共通点に持つインフルエンサーたちで、それぞれの個性を活かし幅広い界隈で人気を博しています。同番組は今やZ世代インフルエンサーにとっての登竜門ともなっており、出演を機にSNSフォロワーが急増するなど、大きな注目を集めるきっかけとなっています。
タレント部門
【JK界隈】
1位 『ME:I』
2位 『Mrs. Green Apple』
3位 『出口夏希』
【二次元オタク界隈】
1位 『小林千晃』
2位 『FRUITS ZIPPER』
3位 『やす子』
【三次元オタク界隈】
1位 『FRUITS ZIPPER』
2位 『Snow Man』
3位 『&TEAM』
【韓国界隈】
1位 『ILLIT』
2位 『Stray Kids』
3位 『aespa』
【ダンサー界隈】
1位 『ME:I』
2位 『SOTA(BE:FIRST)』
3位 『Number_i』
【地雷界隈】
1位 『あの』
2位 『フワちゃん』
3位 『やす子』
【ガーリー界隈】
1位 『FRUITS ZIPPER』
2位 『CUTIE STREET』
3位 『ME:I』
【Y2K界隈】
1位 『あの』
2位 『フワちゃん』
3位 『乃紫』
総回答数 15,953
【タレント部門】では、界隈による違いが鮮明に表れる結果になりました。
全体を通して拮抗した結果を見せていたのが「FRUITS ZIPPER」「ME:I」の2組。2022年に結成され、「わたしの一番かわいいところ」が大ヒットし2023年第65回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞するなど、瞬く間に大人気アイドルへと登り詰めた7人組女性アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」は、そのキュートな魅力が支持を集め、二次元オタク界隈・三次元オタク界隈・ガーリー界隈でランクイン。サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』により誕生し今年デビューを果たした11人組アイドルグループ「ME:I」は、ハイレベルな歌唱力とダンススキルで話題となりJK界隈・ダンサー界隈・ガーリー界隈でランクインしました。
他、二次元オタク界隈では『葬送のフリーレン』シュタルク役や『マッシュル-MASHLE-』マッシュ・バーンデッド役など人気アニメキャラクターを立て続けに演じ話題の声優「小林千晃」が上半期に引き続きランクイン。地雷界隈では独特な世界観や中毒性の高い楽曲で人気を集める「あの」が本アンケート4回連続1位を獲得しました。ダンサー界隈ではTikTokを中心にダンス動画が注目を集めた「ME:I」「Number_i」が票を集め、今年10月に放送されたTBS「その道のプロが選ぶ本当のNo.1 プロフェッショナルランキング」(テーマ:ダンス)にて「20代部門」1位に輝いたBE:FIRST・SOTAも2位にランクインする結果に。韓国界隈ではSNSでも話題を集め人気のK-POPアイドルがランキングを独占しました。
ミュージック部門
【JK界隈】
1位 『元彼女のみなさまへ / コレサワ』
2位 『かわいいだけじゃだめですか? / CUTIE STREET』
3位 『ライラック / Mrs. Green Apple』
【二次元オタク界隈】
1位 『Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts』
2位 『ライラック / Mrs. Green Apple』
3位 『ファタール / GEMN』
【三次元オタク界隈】
1位 『かわいいだけじゃだめですか? / CUTIE STREET』
2位 『絶対アイドル辞めないで / =LOVE』
3位 『Magnetic / ILLIT』
【韓国界隈】
1位 『Magnetic / ILLIT』
2位 『漢江ネコ』
3位 『Supernova / aespa』
【ダンサー界隈】
1位 『かわいいだけじゃだめですか? / CUTIE STREET』
2位 『Giri Giri / KOMOREBI』
3位 『チーム友達 / 千葉雄喜』
【地雷界隈】
1位 『かわいいだけじゃだめですか? / CUTIE STREET』
2位 『Magnetic / ILLIT』
3位 『最上級にかわいいの! / 超ときめき♡宣伝部』
【Y2K界隈】
1位 『愛とU / Mega Shinnnosuke』
2位 『ネオンサイン / Яu-a』
3位 『Elle Teresa』
総回答数 15,960
【ミュージック部門】では、今年結成されたばかりの新人アイドルグループ「CUTIE STREET」による楽曲『かわいいだけじゃだめですか?』が三次元オタク界隈・ダンサー界隈・地雷界隈で1位、JK界隈で2位にランクインし幅広く人気を集めました。
二次元オタク界隈ではいずれも大きく話題となったアニメに関連した楽曲がランクインした他、ダンサー界隈ではダンスパフォーマンスと相性の良い楽曲がランクイン、Y2K界隈では個性的で中毒性のある楽曲や見た目もマインドも“ギャル”なアーティスト『Elle Teresa』がランクインする結果となりました。
ファッション部門
【JK界隈】
1位 『Y2K』
2位 『韓国ストリート』
3位 『ルーズソックス』
【二次元オタク界隈】
1位 『Y2K・Y3K』
2位 『量産型・地雷系』
3位 『バレエコア』
【三次元オタク界隈】
1位 『バレエコア』
2位 『リボンアイテム』
3位 『スナ系』
【韓国界隈】
1位 『Y2K』
2位 『バレエコア・リボンコア』
3位 『スポーツTシャツ』
【ダンサー界隈】
1位 『Y2K・Y3K』
2位 『バレエコア』
3位 『スポーツTシャツ』
【地雷界隈】
1位 『バレエコア』
2位 『LIZLISA』
3位 『Hauls』
【ガーリー界隈】
1位 『バレエコア』
2位 『薔薇のチョーカー』
3位 『赤色アイテム』
【Y2K界隈】
1位 『Y2K』
2位 『グランジ』
3位 『バレエコア』
総回答数 11,482
【ファッション部門】では、『Y2Kファッション』がY2K界隈を中心に5界隈で1位に輝き、“平成レトロブーム”の根強い人気を再確認する結果となりました。一方、リボンやフリルなどのバレリーナスタイルを取り入れたファッションスタイル『バレエコア』がJK界隈を除く7界隈でランクインし、そのうち3界隈で1位を獲得。ミニスカートやピチTなど平成ギャルを彷彿とさせる『Y2K』スタイルと、ガーリーテイストの新スタイル『バレエコア』が対照的なトレンドを形成していることが伺えます。
『Y2K』に並んで浮上したのは、3000年代(未来)をイメージしたファッションスタイル『Y3K』。シルバーやメタリックといった光沢感のある素材やタイトなシルエットのアイテムを取り入れた、サイバーチックで“近未来的な”新しいスタイルがじわじわと人気を集めています。
界隈内で流行するファッションが度々話題となる三次元オタク界隈では、『スナ系』というワードが初登場。『スナ系』とは、ファッションブランド「SNIDEL(スナイデル)」のようなテイストで清楚でフェミニンな系統のことを指しており、参戦服の定番として大流行しました。
メイク部門
【JK界隈】
1位 『fwee』
2位 『rom&nd』
3位 『Wonjungyo』
【二次元オタク界隈】
1位 『うさぎ舌リップ』
2位 『リップモンスター』
3位 『Wonjungyo』
【三次元オタク界隈】
1位 『Seju顔メイク』
2位 『TIRTIR』
3位 『Diorのリップ』
【韓国界隈】
1位 『fwee』
2位 『Wonjungyo』
3位 『AMUSE』
【ダンサー界隈】
1位 『fwee』
2位 『TIRTIR』
3位 『rom&nd』
【地雷界隈】
1位 『うさぎ舌リップ』
2位 『fwee リップ&チーク』
3位 『TIRTIR』
【ガーリー界隈】
1位 『fwee』
2位 『バレエコアメイク』
3位 『束感まつ毛』
【Y2K界隈】
1位 『TIRTIR』
2位 『リップモンスター』
3位 『fwee』
総回答数 12,727
【メイク部門】では、2024年にリブランリングを行い、リップ&チークなどの商品が大バズりした韓国発コスメブランド『fwee(フィー)』が4界隈で1位、他2界隈にもランクインする結果となり、今年を代表するコスメブランドとなりました。
三次元オタク界隈では『Seju顔メイク』が1位に。『Seju顔メイク』とは、森香澄やなえなのなどが所属する芸能事務所「Seju」のタレントをイメージしたメイクスタイルのこと。透明感や清楚さを基調に、ナチュラルながらも令和らしい垢抜けた印象に仕上げる『Seju顔メイク』がSNSを中心に注目が集まりました。
グルメ部門
【JK界隈】
1位 『アサイーボウル』
2位 『氷タンフル』
3位 『タンフル』
【二次元オタク界】
1位 『アサイーボウル』
2位 『氷タンフル』
3位 『シャインマスカットボンボン』
【韓国界隈】
1位 『アサイーボウル』
2位 『タンフル』
3位 『グリークヨーグルト』
【ダンサー界隈】
1位 『アサイーボウル』
2位 『焼きポンデリング』
3位 『タンフル』
【地雷界隈】
1位 『アサイーボウル』
2位 『氷タンフル』
3位 『タンフル』
【ガーリー界隈】
1位 『アサイーボウル』
2位 『タンフル』
3位 『焼きポンデリング』
【Y2K界隈】
1位 『カリカリ梅』
2位 『タンフル』
3位 『ハリボー』
総回答数 14,005
【グルメ部門】では、『アサイーボウル』がY2K界隈を除く7界隈で1位に輝きました。昨年からじわじわリバイバルブームが騒がれていましたが、2024年に入り爆発的な大ブームに。フルーツやグラノーラをたっぷりトッピングし、SNS映えも意識したアサイーボウルがZ世代全体で大流行しました。
一方、韓国風フルーツ飴、通称『タンフル』も全ての界隈にランクインするほど注目を集めました。甘くておいしいだけでなく、カラフルで可愛らしい見た目が話題となり、日本でも専門店が急増するなど大流行。冷凍フルーツを氷水で閉じ込めた『氷タンフル』も話題となりました。
韓国界隈では『アサイーボウル』に代わり流行の兆しを見せている『グリークヨーグルト』がランクイン。韓国で大人気の専門店が日本に初上陸したことでも注目されました。
キャラクター部門
【JK界隈】
1位 『ハローキティ』
2位 『おぱんちゅうさぎ』
3位 『エスターバニー』
【二次元オタク界隈】
1位 『おぱんちゅうさぎ』
2位 『鹿乃子のこ』
3位 『エスターバニー』
【三次元オタク界隈】
1位 『エスターバニー』
2位 『おぱんちゅうさぎ』
3位 『mikko』
【韓国界隈】
1位 『おぱんちゅうさぎ』
2位 『日焼けキティ』
3位 『エスターバニー』
【ダンサー界隈】
1位 『ハローキティ』
2位 『おぱんちゅうさぎ』
3位 『ちいかわ』
【地雷界隈】
1位 『まるっち』
2位 『ちいかわ』
3位 『おぱんちゅうさぎ』
【ガーリー界隈】
1位 『エスターバニー』
2位 『ハローキティ』
3位 『ちいかわ』
【Y2K界隈】
1位 『ハローキティ』
2位 『おぱんちゅうさぎ』
3位 『らぶいーず』
総回答数 17,325
【キャラクター部門】では、ガーリー界隈を除く7界隈で『おぱんちゅうさぎ』がランクインした他、ガーリー界隈で1位に輝いた『エスターバニー』も複数の界隈でランクインし追い上げを見せています。
『エスターバニー』は、Esther Kim氏によってデザインされたポップでキュートなウサギのキャラクターで、ガーリーな雰囲気と相性が良く、ガーリー界隈や、同様の服装を好む人が多い三次元オタク界隈で特に人気を集めました。
今年50周年を迎えた『ハローキティ』は、平成ブームの追い風を受け5界隈でランクイン。特に韓国界隈では、「ギャルっぽい見た目が可愛すぎる」と話題となった『日焼けキティ』が2位にランクインし、その独自の魅力を発揮しました。
地雷界隈で1位を獲得した『まるっち』は、「たまごっち」のキャラクターで、ゲーム「たまごっちのプチプチおみせっち」シリーズに登場した際のセリフ「もうこないからねー」がSNSを中心にバズり、Z世代の注目を集める結果となりました。
ガチャガチャ部門
【JK界隈】
1位 『たまごっち』
2位 『MARY QUANT』
3位 『ミニチュアコスメ』
【二次元オタク界隈】
1位 『ミニチュアコスメ』
2位 『たまごっち』
3位 『めじるしアクセサリー』
【三次元オタク界隈】
1位 『CANMAKE』
2位 『オシャレ魔女♥ラブandベリ―』
3位 『プリキュア』
【韓国界隈】
1位 『CANMAKE』
2位 『たまごっち』
3位 『MARY QUANT』
【ダンサー界隈】
1位 『たまごっち』
2位 『ミニチュアコスメ』
3位 『CANMAKE』
【地雷界隈】
1位 『たまごっち』
2位 『CANMAKE』
3位 『ミニチュアコスメ』
【ガーリー界隈】
1位 『CANMAKE』
2位 『MARY QUANT』
3位 『mikko』
【Y2K界隈】
1位 『たまごっち』
2位 『ミニチュアコスメ』
3位 『カードキャプターさくら』
総回答数 15,074
【ガチャガチャ部門】では、全体を通して『CANMAKE』『MARY QUANT』を始めとした『ミニチュアコスメ』が大きなトレンドになりました。少し前まではリアルなミニチュアフードが長年の人気を誇っていましたが、近年はそれに代わり『ミニチュアコスメ』がZ世代の心を掴むトレンドとなっています。
その他『たまごっち』や『カードキャプターさくら』『オシャレ魔女♥ラブandベリ―』など、平成を象徴するコンテンツも多くランクインしています。これらには“平成女児”という共通のテーマが見られ、小学生時代に夢中になったコンテンツのリバイバルがZ世代に強い共感を呼んでいることが伺えます。
ニュース部門
【JK界隈】
1位 『手越祐也イッテQ復活』
2位 『西野カナ活動再開』
3位 『DJまる逮捕』
【二次元オタク界隈】
1位 『相次ぐ人気漫画の完結』
2位 『古谷徹の不倫事件』
3位 『梅原裕一郎の既婚者バレ』
【三次元オタク界隈】
1位 『髙橋優斗卒業』
2位 『timelesz新メンバー募集オーディション』
3位 『目黒蓮活動休止』
【韓国界隈】
1位 『HYBEとミンヒジン関連』
2位 『BTS・シュガの飲酒運転』
3位 『&TEAM・KとLE SSERAFIM・カズハの熱愛疑惑』
【ダンサー界隈】
1位 『手越祐也イッテQ復活』
2位 『パリパラリンピック噛み噛み事件』
3位 『能登半島地震』
【ガーリー界隈】
1位 『ファンタジースプリングスオープン』
2位 『石破内閣発足』
3位 『手越祐也イッテQ復活』
【Y2K界隈】
1位 『DJまる逮捕』
2位 『手越祐也イッテQ復活』
3位 『パリパラリンピック噛み噛み事件』
総回答数 15,361
【ニュース部門】全体で注目を集めたのは『手越祐也イッテQ復活』でした。タレントの手越祐也が日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」に4年振りに出演するというニュースは告知の段階から大きな話題に。その結果、同番組の世帯視聴率が大幅に上昇し、TVerでの再生回数が歴代最高を記録するなど、SNSを超え全世代にわたって注目を集めました。
JK界隈では手越祐也のニュースに加え、『西野カナ活動再開』がランクイン。特に青春時代を西野カナの楽曲とともに過ごした世代にとって、復帰は大きな驚きと喜びをもたらしました。
二次元オタク界隈では、「僕のヒーローアカデミア」「呪術廻戦」「【推しの子】」など『相次ぐ人気漫画の完結』が話題の中心となり、ジャンプ作品などの終了が多くのファンに惜しまれました。声優界では『古谷徹の不倫事件』や『梅原裕一郎の既婚者バレ』が衝撃を与え、SNSで議論を巻き起こしました。
三次元オタク界隈では『髙橋優斗卒業』が1位を獲得。HiHi Jetsのメンバーとしてジュニアをけん引していた髙橋優斗が所属事務所を10月1日付で退所を発表。これに加え、『timelesz新メンバー募集オーディション』や『Snow Man・目黒蓮活動休止』などSTARTO ENTERTAINMENT関連のニュースが注目され、アイドル界の大きな動きが話題を集めました。
韓国界隈では、『HYBEとミンヒジンの動向』が1位に。さらに、『BTS・シュガの飲酒運転』や、『&TEAM・KとLE SSERAFIM・カズハの熱愛疑惑』など、韓国芸能界の明るい話題からスキャンダルまで多岐にわたるニュースがランクインしました。
2024年のZ世代トレンド傾向
多様なジャンルで続く“平成ブーム”
「ルーズソックス」や「Y2K」などの平成ギャルブームは依然として人気ですが、「たまごっち」や「オシャレ魔女♥ラブandベリ―」「プリキュア」などの平成女児ブームも勢いを増しています。平成ブームが続く理由として、当時のアイテムやスタイルがSNSなどのテクノロジーやガチャガチャなどといったトレンドと融合し、新たな価値を生み出している点が挙げられます。“平成レトロ”に対する着眼点の多様化が今後の注目点と言えるでしょう。
自らアレンジ・制作できるトレンドの増加
近年のトレンド傾向として、「デジカメデコ」や「焼きポンデリング」、「氷タンフル」など、“自ら簡単にアレンジ・制作できる”要素が鍵となっています。これらのトレンドは、真似しやすく、一人でももちろん友達や家族と一緒に楽しめる点で人気を集めています。また、SNSでのシェアが容易であり、自己表現やコミュニティとの共有が促進されているため、こうしたトレンドが広がりやすいと考えられます。
本文に記載したランキング及び画像内の敬称については省略させていただきます。
■調査概要
調査の方法:WEGOが運営するInstagramを利用したアンケート方式で実施
実施時期:2024.10.1~2024.10.31
調査の対象:WEGOが運営するSNSコミュニティ9アカウントのフォロワー
総有効回答数:156,956
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■WE LABOができること
WE LABOでは本調査をはじめ、オタク界隈、地雷界隈、中学生・高校生界隈、ダンス界隈などZ世代を中心とした様々な界隈に対する調査を定期的に行っています。「令和に実在するブラック校則」や「地雷界隈が選ぶ飲み物ランキング」など各界隈を深堀りした調査なども実施しています。調査依頼やPR、コラボレーションなどのご案件につきましては、ぜひ専用フォームよりお問い合わせください