WE LABOでは、『2025年年間トレンドランキング』を趣味嗜好・属性で分類した“界隈別”に大調査!
アンケートは「モノ・コト部門」「コトバ部門」「インフルエンサー部門」「タレント部門」「ミュージック部門」「ファッション部門」「ビューティー部門」「グルメ部門」「キャラクター部門」「ニュース部門」の全10部門を全て界隈別に集計しました。
【2025年】Z世代が選ぶ“界隈別”トレンドランキング
インフルエンサー部門

【JK界隈】
1位 『長浜広奈』
2位 『一生友子』
3位 『曽根凌輔』
【二次元オタク界隈】
1位 『地雷チャン』
2位 『長浜広奈』
3位 『MON7A』
【三次元オタク界隈】
1位 『長浜広奈』
2位 『大谷映美里』
3位 『水瀬さらら』
【韓国界隈】
1位 『長浜広奈』
2位 『MON7A』
3位 『一生友子』
【ダンサー界隈】
1位 『長浜広奈』
2位 『MON7A』
3位 『一生友子』
【地雷界隈】
1位 『ハウスダスト』
2位 『キャンマジ5番』
3位 『はやて(#らぶしっく)』
【ギャル界隈】
1位 『ゆ~ちょぱ』
2位 『バルサミコ酢』
3位 『HIDEOMI』
【ガーリー界隈】
1位 『長浜広奈』
2位 『つーさんとゆっぴ』
3位 『ちゃんちゃんまる』
総回答数 7,122
【インフルエンサー部門】では、seju所属のインフルエンサー「長浜広奈」が6界隈でランクインし、その圧倒的な人気を示しました。さらに、2024年に続き2人組TikToker「一生友子」が3界隈でランクインし、継続した支持の高さがうかがえます。その他にも、各界隈で注目を集めるインフルエンサーたちが多数ランクインしています。
特に特徴が顕著に表れたのが地雷界隈です。地雷メイクのお手本といえば欠かせない存在の「ハウスダスト」が見事1位にランクイン。中学生とは思えない完成された地雷系のスタイルと、破天荒な日常で人気の小池こと「キャンマジ5番」が2位に、まるで女の子のような可愛らしい見た目が地雷系女子たちの心を掴む「はやて(#らぶしっく)」が3位にランクインしました。
ガーリー界隈でランクインした「ちゃんちゃんまる」は、可愛らしい見た目とはかけ離れた奇妙なダンス動画で“様子のおかしい美人”として人気を集めたTikTokerで、現在は主に美容系インフルエンサーとして活動しています。
タレント部門

【JK界隈】
1位 『長浜広奈』
2位 『Mrs. GREEN APPLE』
3位 『Snow Man』
【二次元オタク界隈】
1位 『ROF-MAO』
2位 『=LOVE』
3位 『Snow Man』
【三次元オタク界隈】
1位 『M!LK』
2位 『=LOVE』
3位 『Snow Man』
【韓国界隈】
1位 『Hearts2Hearts』
2位 『BABYMONSTER』
3位 『NCT WISH』
【ダンサー界隈】
1位 『HANA』
2位 『Snow Man』
3位 『TWICE』
【地雷界隈】
1位 『iLiFE!』
2位 『M!LK』
3位 『キタニタツヤ』
【ギャル界隈】
1位 『中谷(マユリカ)』
2位 『手越祐也』
3位 『信子(ぱーてぃーちゃん)』
【ガーリー界隈】
1位 『=LOVE』
2位 『佐野勇斗(M!LK)』
3位 『大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)』
総回答数 7,441
全体として拮抗した人気を見せたのが「Snow Man」と「=LOVE」の2組です。2012年に結成され、「タペストリー」や「カリスマックス」など数々のヒット曲で知名度を高めてきた9人組男性アイドルグループ「Snow Man」は、圧倒的なエンタメ性と楽曲の中毒性が支持され、JK界隈・二次元オタク界隈・三次元オタク界隈・ダンサー界隈でランクインしました。一方、元AKB48メンバー・指原莉乃がプロデュースし話題となった10人組アイドルグループ「=LOVE」は、共感度の高い歌詞とキュートな魅力が注目を集め、二次元オタク界隈・三次元オタク界隈・ガーリー界隈でランクインしています。
さらに、ギャル界隈では、2024年10月に『世界の果てまでイッテQ!』へ4年ぶりに登場し、活動再開で話題となった「手越祐也」が上半期に続いてランクイン。地雷界隈では、独特の世界観と中毒性の高い楽曲で人気を集める「キタニタツヤ」が、本アンケートで初のランクインを果たしました。
韓国界隈では、SMエンターテインメントからaespa以来5年ぶりのデビューとして注目された「Hearts2Hearts」が票を集め、さらに今年メンバーのRUKA・ASAがWEGO 2025 SUMMERビジュアルのモデルを務めた「BABYMONSTER」が2位にランクインする結果となりました。二次元オタク界隈では、にじさんじ所属VTuberによるユニット・ROF-MAOが1位を獲得するなど、各界隈で個性豊かなタレントが支持を集める結果となっています。
ミュージック部門

【JK界隈】
1位 『イイじゃん / M!LK』
2位 『君セン! / iLiFE!』
3位 『カリスマックス / Snow Man』
【二次元オタク界隈】
1位 『IRIS OUT / 米津玄師』
2位 『愛♡スクリ〜ム / AiScReam』
3位 『プロポーズ / なとり』
【三次元オタク界隈】
1位 『とくべチュ、して / =LOVE』
2位 『カリスマックス / Snow Man』
3位 『ギラギラサマー / なにわ男子』
【韓国界隈】
1位 『STYLE / Hearts2Hearts』
2位 『REBEL HEART / IVE』
3位 『GO! / CORTIS』
【ダンサー界隈】
1位 『Blue Jeans / HANA』
2位 『IRIS OUT / 米津玄師』
3位 『イイじゃん / M!LK』
【地雷界隈】
1位 『IRIS OUT / 米津玄師』
2位 『ずうっといっしょ! / キタニタツヤ』
3位 『会いにKiTE! / iLiFE!』
【ギャル界隈】
1位 『BAD LOVE / HANA』
2位 『カリスマックス / Snow Man』
3位 『西野カナの曲全般』
【ガーリー界隈】
1位 『とくべチュ、して / =LOVE』
2位 『IRIS OUT / 米津玄師』
3位 『会いにKiTE! / iLiFE!』
総回答数 8,538
【ミュージック部門】では、タレント部門でも根強い人気を見せたSnow Manの楽曲「カリスマックス」が3界隈でランクイン、=LOVEの楽曲「とくべチュ、して」が2界隈で1位を獲得しました。
また、大人気漫画作品の劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌として、米津玄師が書き下ろした楽曲「IRIS OUT」も高い支持を集める結果に。二次元オタク界隈・地雷界隈で1位、ダンサー界隈・ガーリー界隈で2位にランクインしており、幅広い層に人気が広がっていることが分かります。
そんな中、SNSを中心に頭角を現してきているのが、2020年に結成されたアイドルグループ・iLiFE!。3界隈で楽曲がランクインしており、地下アイドルに留まらない人気の高さを示しています。
モノ・コト部門

【JK界隈】
1位 『ラブブ』
2位 『シール帳』
3位 『鬼滅の刃』
【二次元オタク界隈】
1位 『鬼滅の刃』
2位 『銀河特急ミルキー☆サブウェイ』
3位 『たまごっち』
【三次元オタク界隈】
1位 『ラブブ』
2位 『お薬手帳界隈』
3位 『鬼滅の刃』
【韓国界隈】
1位 『ラブブ』
2位 『BOYS II PLANET』
3位 『ウィッシュコア』
【ダンサー界隈】
1位 『シール帳』
2位 『今これ界隈』
3位 『BOYS II PLANET』
【地雷界隈】
1位 『チェンソーマン』
2位 『ラブブ』
3位 『鬼滅の刃』
【ギャル界隈】
1位 『平成ギャル・ギャル男』
2位 『今これ界隈』
3位 『大阪万博』
【ガーリー界隈】
1位 『ラブブ』
2位 『シール帳』
3位 『たまごっち』
総回答数 6,348
【モノ・コト部門】では、「シール帳」が3つの界隈でランクインしました。平成レトロブームの影響により、若者から大人世代まで幅広く楽しめるアイテムとして再び注目を集めており、シール帳作成を楽しむ人が増えているようです。他にも、ギャル界隈で「平成ギャル・ギャル男」、二次元オタク界隈・ガーリー界隈で「たまごっち」がランクインしており、同ブームの影響は形を変えて今もなお継続しているようです。
また、空前の大ブームを巻き起こした中国発キャラクター「ラブブ」は5界隈でランクイン。内4界隈では1位を獲得しています。中国のアートトイブランド『POP MART』より販売されているブラインドボックスがSNSを中心に爆発的な人気を集め、入手困難となるほどの社会現象を巻き起こしました。
また、地雷界隈では「チェンソーマン」、さらにJK界隈・二次元オタク界隈・三次元オタク界隈・地雷界隈では「鬼滅の刃」がランクインしており、映画をきっかけに話題となった人気作品が、各界隈でトレンドとして広がっていることがうかがえます。
コトバ部門

【JK界隈】
1位 『メロい』
2位 『りょうすけ界隈』
3位 『ミャクミャク』
【二次元オタク界隈】
1位 『メロい』
2位 『自認レゼ』
3位 『お前も鬼にならないか』
【三次元オタク界隈】
1位 『ビジュイイじゃん』
2位 『○○すぎて今これ』
3位 『両手に男でーす』
【韓国界隈】
1位 『○○界隈』
2位 『オイラが行くしかねえな』
3位 『ビジュイイじゃん』
【ダンサー界隈】
1位 『オイラが行くしかねえな』
2位 『メロい』
3位 『両手に男でーす』
【地雷界隈】
1位 『オイラが行くしかねえな』
2位 『自認レゼ』
3位 『ビジュイイじゃん』
【ギャル界隈】
1位 『オイラが行くしかねえな』
2位 『チャッピー』
3位 『○○すぎて今これ』
【ガーリー界隈】
1位 『ビジュイイじゃん』
2位 『○○すぎて今これ』
3位 『オイラが行くしかねえな』
総回答数 6,346
【コトバ部門】では、「オイラが行くしかねえな」が5つの界隈でランクインし、そのうち3界隈で1位を獲得しました。「オイラが行くしかねえな」は、TikTokをはじめとしたSNSで広まったトレンドワードで、お笑い芸人・マユリカの中谷さんが出演したミュージカルで発したセリフがミーム化したことをきっかけに、一気に人気に火がついた言葉です。
二次元オタク界隈・地雷界隈でランクインした「自認レゼ」は、映画の公開で大きく話題になった「チェンソーマン」に登場するキャラクター「レゼ」に由来するネットミームで、“自分自身がレゼだと思い込むこと”を指す言葉として広がりました。
また、JK界隈・二次元オタク界隈では「メロい」が1位にランクイン。「メロメロになるほどカッコいい・可愛い」「胸がキュンとする」という意味を持つ言葉で、これまでにも「尊い」「てぇてぇ」など、推しへの愛情を表現する言葉が次々と生まれてきましたが、最近ではこの「メロい」がトレンドワードとして支持を集めています。
ファッション部門

【JK界隈】
1位 『GAPのパーカー』
2位 『Y2K』
3位 『ウィッシュコア』
【二次元オタク界隈】
1位 『Y2K』
2位 『平成ファッション』
3位 『エンジェルコア』
【三次元オタク界隈】
1位 『大きいリボンのトップス』
2位 『ファーパーカー』
3位 『キャミ×胸開きボレロ』
【韓国界隈】
1位 『ウィッシュコア』
2位 『Y2K』
3位 『バレエコア』
【ダンサー界隈】
1位 『ナップサック』
2位 『ユニクロCスウェット』
3位 『腰巻き』
【地雷界隈】
1位 『働いたら負けTシャツ』
2位 『LIZLISA アフターヌーンティーセットアップ』
3位 『あの頃の地雷コーデ』
【ギャル界隈】
1位 『平成ギャルブランド』
2位 『ファー付きフードアウター』
3位 『ナップサック』
【ガーリー界隈】
1位 『ドット柄』
2位 『スウェットのセットアップ』
3位 『Malymoonのコスプレ衣装』
総回答数 5,751
【ファッション部門】では、「平成ギャルブランド」や「Y2Kファッション」がギャル界隈を始め多くの界隈でランクインし、“平成レトロブーム”の根強い人気を再確認できる結果となりました。「Y2Kファッション」はフレッシュなイメージのギャル系統を皮切りに、フェアリーグランジやラブリー系のギャルなど、今もなお多様なテイストに派生しながらトレンドであり続けており、世代やジャンルを越えて支持を広げています。
また、同時に注目されたのが、平成レトロブームを背景に再び人気が高まった「ナップサック」です。韓国系スタイルをはじめ、ストリート、ガーリーなど幅広いファッションに取り入れやすいデザインのナップサックが今年は多くのブランドから展開され、2界隈でトレンドアイテムとして選出されました。
一方で、リボンやフリルなどバレリーナの要素を取り入れた「バレエコア」が韓国界隈で3位にランクイン。さらに、JK界隈・韓国界隈では、韓国の人気男性アイドルグループ「NCT WISH」の世界観をパステルグリーンや星、羽などのモチーフで表現する「ウィッシュコア」、二次元オタク界隈ではパステルブルーやホワイト、シルバーの色合いに天使の羽のデザインを組み込んだ「エンジェルコア」が選ばれるなど、様々な“○○コア”ファッションがトレンドとして注目されています。
三次元オタク界隈では、その時々でオタクの“制服”とも言えるほどトレンドが色濃く変化するのが特徴で、現場や推し活シーンに合わせた装いが定番化していきます。今期は「大きいリボンのトップス」「ファーパーカー」「キャミ×胸開きボレロ」などといった“キレイめフェミニン”スタイルが流行し、多くのオタクが推し活の現場で取り入れました。
ビューティー部門

【JK界隈】
1位 『メロい女メイク』
2位 『fweeのリップ』
3位 『多幸感メイク』
【二次元オタク界隈】
1位 『メロい女メイク』
2位 『愛され泣き顔メイク』
3位 『多幸感メイク』
【三次元オタク界隈】
1位 『メロい女メイク』
2位 『ReFaのコーム』
3位 『CANMAKE クリーミータッチライナー』
【韓国界隈】
1位 『fwee』
2位 『ミニコスメ』
3位 『CipiCipi』
【ダンサー界隈】
1位 『メロい女メイク』
2位 『水光カラコン』
3位 『CANMAKE クリーミータッチライナー』
【地雷界隈】
1位 『メロい女メイク』
2位 『タレ眉ツリ目メイク』
3位 『CANMAKE クリーミータッチライナー』
【ギャル界隈】
1位 『平成メイク』
2位 『水光カラコン』
3位 『コットン洗顔』
【ガーリー界隈】
1位 『メロい女メイク』
2位 『水光カラコン』
3位 『ワンホンメイク』
総回答数 5,884
【メイク部門】では、イラストレーター・砂糖薬さんがXにて投稿し、瞬く間に拡散されていった女性のイラストを参考に、ミステリアスで儚げな雰囲気を纏ったメイクを施す「メロい女メイク」が6界隈で1位を獲得し、今年を代表するトレンドメイクとなりました。
また、地雷界隈では「タレ眉ツリ目メイク」が2位にランクイン。「タレ眉ツリ目メイク」は、その名の通りタレ眉とツリ目を組み合わせたメイク方法で、男女問わず色気のある“メロさ”を引き出せるとSNSで話題に。実践したメイク動画や写真が高頻度でバズるなど、今年注目を集めた人気のメイクスタイルです。
グルメ部門

【JK界隈】
1位 『麻辣湯』
2位 『三角チョコパイ』
3位 『グリークヨーグルト』
【二次元オタク界隈】
1位 『三角チョコパイ』
2位 『アサイーボウル』
3位 『麻辣湯』
【三次元オタク界隈】
1位 『麻辣湯』
2位 『三角チョコパイ』
3位 『トリュフポテト』
【韓国界隈】
1位 『麻辣湯』
2位 『アサイーボウル』
3位 『ヨアジョン』
【ダンサー界隈】
1位 『アサイーボウル』
2位 『麻辣湯』
3位 『もっちゅりん』
【地雷界隈】
1位 『麻辣湯』
2位 『もっちゅりん』
3位 『グリークヨーグルト』
【ギャル界隈】
1位 『麻辣湯』
2位 『アサイーボウル』
3位 『もっちゅりん』
【ガーリー界隈】
1位 『麻辣湯』
2位 『もっちゅりん』
3位 『チョコマシュマロ』
総回答数 7,324
【グルメ部門】では、「麻辣湯」が6界隈で1位を獲得。他2界隈でもランクインを果たし、長らくランキングを独占した「アサイーボウル」にうって変わって、新たな定番人気のグルメとなりました。自分好みの具材を選べる点や、ラーメンとは違ったもちもち食感の麺がZ世代の心を鷲掴み、大流行となりました。
一方で、ミスタードーナツから発売された、もちもち食感がクセになる「もっちゅりん」も4界隈でランクインする人気ぶりを見せました。食べ応えのあるもちもち食感はもちろん、思わず口にしたくなる可愛らしいネーミングも話題となり、発売直後は購入できない人が続出するほど注目を集めた商品です。
韓国界隈では、2021年に韓国で誕生したフローズンヨーグルト専門ブランド「ヨアジョン」がランクイン。アサイーボウル、グリークヨーグルトに続く新スイーツとして人気を博しました。
キャラクター部門

【JK界隈】
1位 『ラブブ』
2位 『モンチッチ』
3位 『ミャクミャク』
【二次元オタク界隈】
1位 『レゼ(チェンソーマン)』
2位 『ラブブ』
3位 『ミャクミャク』
【三次元オタク界隈】
1位 『ラブブ』
2位 『mikko』
3位 『ミャクミャク』
【韓国界隈】
1位 『ラブブ』
2位 『モンチッチ』
3位 『レゼ(チェンソーマン)』
【ダンサー界隈】
1位 『ラブブ』
2位 『ミャクミャク』
3位 『たまごっち』
【地雷界隈】
1位 『グル~ミ~』
2位 『ラブブ』
3位 『ミャクミャク』
【ギャル界隈】
1位 『ラブブ』
2位 『タマ(教育番組)』
3位 『ケロロ軍曹』
【ガーリー界隈】
1位 『ラブブ』
2位 『ミャクミャク』
3位 『たまごっち』
総回答数 6,861
【キャラクター部門】では、モノ・コト部門でもランクインを果たした「ラブブ」が、全ての界隈でランクインし、その圧倒的な存在感を示しました。さらに、大阪・関西万博のメインキャラクターを務めた「ミャクミャク」も6界隈でランクインしており、勢いを見せています。
香港出身のアーティスト・カシン・ロン(龍家昇)氏がデザインしたキャラクター「ラブブ」は、アートトイです。中国のアートトイブランド『POP MART』から発売されたブラインドボックスは、バッグに付けるファッション性だけでなく、開封時のワクワク感や入手困難であることによる希少性が支持され、結果としてグローバルな特大ブームへと発展しました。
また、平成ブームの影響はキャラクターにも表れており、今年20周年を迎えた「ケロロ軍曹」がギャル界隈でランクイン。JK界隈・韓国界隈では「モンチッチ」が2位に、地雷界隈では「グル~ミ~」が1位にランクインしています。
二次元オタク界隈で1位、韓国界隈で3位を獲得した「レゼ」は、人気漫画作品『チェンソーマン』に登場するキャラクターです。映画公開を機に一気に注目度が高まり、Z世代から大きな支持を集める結果となりました。
ニュース部門

【JK界隈】
1位 『クマ被害』
2位 『高市早苗さん女性初の内閣総理大臣就任』
3位 『若者女子のサナ活』
【二次元オタク界隈】
1位 『大阪・関西万博』
2位 『高市早苗さん女性初の内閣総理大臣就任』
3位 『クマ被害』
【三次元オタク界隈】
1位 『ジュニア解体&再編成』
2位 『草間リチャード敬太さん 逮捕・脱退』
3位 『嵐の活動再開』
【韓国界隈】
1位 『高市早苗さん女性初の内閣総理大臣就任』
2位 『NewJeans復活』
3位 『クマ被害』
【ダンサー界隈】
1位 『クマ被害』
2位 『高市早苗さん女性初の内閣総理大臣就任』
3位 『Nintendo Switch 2 発売』
【地雷界隈】
1位 『高市早苗さん女性初の内閣総理大臣就任』
2位 『クマ被害』
3位 『スーパー戦隊シリーズ 2025年で終了』
【ギャル界隈】
1位 『高市早苗さん女性初の内閣総理大臣就任』
2位 『クマ被害』
3位 『村上信五さん結婚』
【ガーリー界隈】
1位 『高市早苗さん女性初の内閣総理大臣就任』
2位 『クマ被害』
3位 『大阪・関西万博』
総回答数 6,698
【ニュース部門】では、「高市早苗さん女性初の内閣総理大臣就任」が最も注目を集めました。今年10月に行われた首相指名選挙で、自民党の高市早苗総裁が石破茂元首相の後任として選出され、第104代内閣総理大臣に就任。日本の歴史上、女性が首相に就任するのは初めてであり、高市氏の政治姿勢や各国首脳との積極的なコミュニケーションが、政治に関心の薄かった層にも影響を与える話題となりました。このニュースは7界隈でランクインし、多方面から注目を集める結果となりました。
三次元オタク界隈では、「ジュニア解体&再編成」が1位に。2025年2月にSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)がHiHi Jets、美 少年、7MEN侍などの人気グループを解体し、メンバーをシャッフルして再結成したことが大きく取り上げられました。さらに、「草間リチャード敬太さん 逮捕・脱退」「嵐の活動再開」など、同事務所や男性アイドルに関連するニュースも注目され、アイドル界の動向が大きな話題となりました。
また、7界隈で「クマ被害」がランクインしており、日本各地で相次いだクマによる被害がZ世代から広く注目されたニュースであることが分かりました。
2025年のZ世代“界隈”トレンド傾向
形を変えて今もなお継続中の“Y2K”ブーム
長らく続く“平成レトロブーム”は、衰えるどころか次々とスタイルやジャンルを変えながらトレンドを維持し続けています。「シール帳」「たまごっち」に始まる平成女児ブームや、「ファー付きフードアウター」「ギャル男」「西野カナ」などの平成ギャルカルチャー、「ケロロ軍曹」「モンチッチ」「グル~ミ~」といったキャラクターまで、ファッション・音楽・キャラクターと多方面に広がっている点が特徴です。懐かしさだけでなく、令和の“カワイイ”価値観に再解釈されながら受容されている点も、ブームが継続している要因と言えます。
高まる政治への関心
また、今年は若者にとって政治への関心における一つの転換点となった年とも言えます。「高市早苗さん女性初の内閣総理大臣就任」がほぼすべての界隈でランクインしたことからもわかる通り、政治は一部の関心層だけの話題ではなく、SNSや日常会話を通じて幅広い層に共有されるテーマへと変化しつつあります。これまで距離を置かれがちだった政治が、若者にとっても身近で参加可能なトピックとして認識され始めたことがうかがえます。
本文に記載したランキング及び画像内の敬称については省略させていただきます。
■調査概要
調査の方法:WEGOが運営するInstagramを利用したアンケート方式で実施
実施時期:2025.11.7~2025.11.21
調査の対象:WEGOが運営するSNSコミュニティ9アカウントのフォロワー
総有効回答数:68,313
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